ジャンク電動ドライバーの修理に挑戦!初心者でもできたRYOBI FDD-10の直し方

2025年3月25日火曜日

DIY 生活の知恵

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ジャンク品を入手するきっかけ

先日、ハードオフでジャンク品の電動ドライバーを購入しました。購入したのは「RYOBI FDD-10」というモデルで、価格はなんと330円!ラベルには「通電しない」と書かれていましたが、お得感に惹かれて即決。帰宅後に早速確認してみると、確かに電源を入れてもうんともすんとも言わず、全く動かない状態でした。それでも、「これを自分で直せたら面白いかも!」と思い、修理に挑戦することにしました。
RYOBI FDD-10

内部を点検してみる

まずはカバーを開けて、中の状態をチェック。素人ながら隅々までじっくり観察していると、基板の銅箔が剥がれている部分を発見。基板の向かい側を見ると、焦げたような黒い跡が残っていました。おそらくショートした際に火花が飛び、焼け跡が残ったのでしょう。
この基板には「KBL406」という部品が取り付けられており、調べてみると、これは「ダイオードブリッジ整流器」というパーツだということが判明。電源を安定させる重要な役割を持つ部品です。

カバーを外した状態
RYOBI FDD-10分解

赤枠の部分で銅箔が焼け切れている
RYOBI FDD-10基板ショート

基板の向かい側のカバー部分に焼けた跡があるのが分かる
RYOBI FDD-10基板ショート

KBL406
KBL406 ダイオードブリッジ

テスターで故障を検証

次に、テスターを使ってKBL406の状態を確認しました。通常、ACピンとACピンの間は導通しないはずですが、測定してみると明らかに導通が…。内部でショートしていることが確定しました。この部品が故障の原因と見て間違いなさそうです。

故障部品の除去に挑戦

ショートしたKBL406を取り外すため、作業開始!
そこで役立ったのが、ネジザウルスで有名な「株式会社エンジニア」のハンダ吸引器。中学生以来のハンダ作業で悪戦苦闘しましたが、ハンダ付け用ペーストを活用しながらなんとかハンダを吸い出し、無事にダイオードブリッジを取り外せました。ついでに余計なハンダまで取れてしまいましたが...。

ハンダ吸引中
FDD-10修理

↓使用したハンダ吸取機
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☆エンジニア SS-03 ハンダ吸取器
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取り外したKBL406
KBL406故障

ぐらぐらしてます
FDD-10基板短絡

新品部品でハンダ付け

ネットで注文した新品のKBL406が届いたので、いよいよハンダ付けです。剥がれた銅箔部分はスズメッキ線を使って補修し、慎重に接続。仕上がりは正直見た目がイマイチでしたが、通電テストをしてみると…見事に電動ドライバーが復活!ちゃんと動くようになり、感動しました。

新品のKBL406
KBL406新品

まあなんとかくっつきました
RYOBI FDD-10ハンダ付け

修理を終えての感想

実は以前から、YouTubeでジャンク品修理の動画を見て「自分もやってみたい!」と思っていました。そんな中、たまたま訪れたハードオフで初心者でも修理できそうなジャンク品を見つけられたのは本当にラッキーでした。今後もジャンク品修理に挑戦していきたいと思います。次はどんなお宝に出会えるか楽しみです!


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