ほんの数センチだけ横にずらしたり、後ろにさげたりします。
ですが、まあまあ重量のあるものなのでフローリングに細かな傷が付いてしまいます。
そこでキャスター付きの石油ファンヒーター台を自作してみました。
ちなみにCORONAのFH M254Hという小さなファンヒーターを使用しています。
まずは購入した部材から。

・板 (ラワンT2カット) ✕ 1・・・・648円
・なべタッピング20個入り・・・・ 105円
・キャスター ✕ 4 ・・・・・ 392円
・計・・・・・ ・・・・・・・・・1,145円
板の厚みは1.5cmでした。家でファンヒーターのサイズを測り、近所の島忠ホームズで購入しました。
キャスターひとつの耐荷重が8kgとなっていました。

キャスターを4つ使用した場合は1個荷重 ✕ 4 ✕ 0.8が耐荷重の目安になると書いてあります。なので、8 ✕ 4 ✕ 0.8 =25.6kgとなります。
使用しているファンヒーターが約 10kgなので余裕ですね。
ネジは4mm(太さ)✕12mm(長さ)のものを購入しました。キャスターに使用するネジの太さの目安が書いてあります。
気を付けたいのはキャスターには固定と自在のものがあり、固定だと台が動かしたい方向に動いてくれません。自在と呼ばれる商品を買いましょう。
※キャスター部分がくるくる動くものが自在です。
使用した主な道具たち。

使用したのは電動ドライバー、下穴ドリル、下穴ドリルのマーキングポンチ、ノコギリ、メジャーです。あとは定規や、ボールペンなどです。因みにこの電動ドライバーはRYOBIのCID-1100という商品です。
板にファンヒーターを載せて線を引きます。

奥行方向はぴったりサイズだったので切断は必要なさそうです。
いざ切断です。ホームセンターで購入したこのノコギリよく切れます。

切断後。

切断面のバリをとる道具がないのでそのままです。歪な形ですが、ファンヒーターが乗りさえすればいいので問題ないです。
下穴を開けるためにポンチで窪みをつくります。

板の側面から内側3センチに線を引きました。線の交わる所にキャスターの穴が来るようにしました。3センチにしたことに特段根拠はありません。ポンチで窪みをつくっておかないとドリルで下穴を開けるときに、ドリルがズレてしまうそうです。
貫通しないようにドリルの1.2mmの地点にマジックでマークしました。

下穴を開けた状態です。

下穴を開けないと板が割れてしまいます。下穴は必須です。ネジが4mmなので3mmの下穴ドリルを使用しました。
あとは四隅にキャスターを取り付けるだけです。

下穴を作ってあるので簡単にネジが入ります。電動ドライバーがないと大変な作業かもしれません。
完成です。

完成までおよそ1時間ほどでした。写真撮影がなければもう少し早く終わっていたことでしょう。これでちょっとした移動が楽になりました。持ち上げて移動すると安全装置が働きヒーターが停まってしまいますがこれなら大丈夫です。
作成後にキャスター付きの台が普通にamazonで売られていることに気づきました。
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